ニールセンは6月21日、スポーツ視聴測定、メディア評価およびマーケットインテリジェンスなどのスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティングサービスをワンストップで提供するREPUCOM(以下、レピュコム)を買収した。
買収によりニールセンはグローバル規模でのスポーツ関連サービスを拡大、成長著しいスポーツ市場におけるアナリティクスやインサイトの提供を強化する。
スポーツに対するスポンサーシップ投資は現在、世界規模で600億ドルとなっており、2010年の350億ドルからほぼ2倍にまで成長している。ニールセンによるレピュコムの買収範囲は全オペレーションに加え、同社が所有するデータ、高度なアナリティクスなどの知財やツール、さらには現在進行中のプロジェクトに渡る。
レピュコムはスポーツ視聴測定分野において強みを持ち、同社のロゴ認知やメディアモニタリングテクノロジーを活用し年間 530万時間を超えるコンテンツ視聴や110万時間超のインタビュー視聴を測定。これらの実績により、同社のサービスは全世界で1,700社以上のブランドや広告代理店、放送局に選ばれている。
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