Amazonは12月5日、自宅のWi-Fi経由でインターネットに接続し、ボタンを押すだけで簡単に日用品を再注文できる小型端末、「Amazon Dash Button(アマゾン ダッシュ ボタン)」の日本での販売を、プライム会員向けに開始した。
Dash Buttonは、日用品の備蓄が少なくなってきたと感じた時に、ボタンを押すだけで商品が注文できる。現在、40種類以上の日用品向けの同端末がラインアップされている。
また同社では、機器メーカー向けのクラウドサービス「Amazon Dash Replenishment(アマゾン ダッシュ リプレニッシュメント)」の提供開始も発表した。
同サービスでは、各メーカーがAPIを用いて各社のインターネット対応機器と接続。すると、その機器で使用する消耗品がなくなりかけるタイミングに、Amazon経由でその商品が自動的に再注文される。例えば、炊飯器はお米を、プリンターはインクを自動的に再注文できるようになる。
これにより、利用者がプリンターのインク切れや消耗品の交換時期に気が付く前に、関連商品を自宅に届けることができる。日本では、アイリスオーヤマ、エレコム、シャープ、船井電機、三菱レイヨン・クリンスイなどの機器メーカーが連携に向けた取り組みを開始している。
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