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デジタル広告のキソ 予算編成に必須な「広告目標の設定」と「広告戦略の策定」

2017/03/17 10:00

 企業でマーケティングや販促を担当している方を対象に、デジタル広告とうまくつき合うために必要な基本スキル8つにわけて、連載形式で解説します。第2回は、デジタル広告を実施する前に必須となる「目標設定(KPI設計)」「シミュレーションと収支構造」「スケジューリング」「コミュニケーション設計」「広告設計」についてです。

KGIとKPIの違いを知り目標設定を具体化する

 前回の連載では、「コミュニケーションの全体像と調査分析・戦略立案の考え方について」解説しましたが、デジタル広告を出稿し自社のマーケティング目的はそもそも何であるのか。

 ECサイトであれば売り上げや利益の最大化、メディアサイトであれば広告収入の最大化、ブランドサイトであれば商品やサービス認知などが目的として考えられます。どのサイトやサービスであっても目標達成に向けて数値に落とし込みし定量的に判断できる指標でなければいけません。

 自社のマーケティング目標を達成するための最終ゴールがKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)です。目標を達成するためのゴールが売上の最大化であれば「4月の売上目標を360万円にする」など具体的な数値に落とし込みすることです。

 また、目標を達成するための効果指標がKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)です。たとえば、売上を上げるために「顧客数」という効果指標を要素分解し「新規顧客数」「既存顧客数」にわけて進捗管理し目標達成に近づけるためにKGIとKPIの違いを理解し、目標設定を具体化し数値に落とし込みすることが必要です。

 次に売上と利益を最大化目標とした場合をケースに目標値とKPI設定の方法について具体的に解説します。

目標値を設定し事業の収支構造を事前に分析する

 会社の事業やビジネスにおけるKGIは、一般的に「売上」と「利益」を上げることです。最終目標である「売上」や「利益」を最大化するには、施策の実施やデジタル広告の運用を具体化する前に「1.KGI設定」「2.KPI設定」「3.目標達成に必要な収支管理」を行い事業の収支構造を事前に分析することが不可欠です。


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