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サイバーエージェント、人的にブランドセーフティ監視を行う新組織を設立

 サイバーエージェントは広告事業において、24時間365日、人的にブランドセーフティ監視を行う専門組織「ブランドセキュリティセンター」を設立した。

 昨今、ブランド広告企業による不適切なコンテンツを掲載するメディア面への除外配信指定や、アドベリフィケーションツールの導入などがブランド価値毀損の予防策として取られている。一方で、配信面の除外配信指定を行うことでリーチ数が限られてしまい、広告効果の最大化を図れず多くの機会損失を生んでしまっているケースも見受けられていたため、同社は今回の組織設立に至った。

 また同社は、ブランド広告企業のブランド価値毀損を防ぐことによって生じる機会損失を最小限に押さえる監視サービス「CAブランドセキュリティ」の提供を6月中に開始する。

 同サービスでは、Googleなどの主要プラットフォームを中心に、同社が今までの広告配信実績により蓄積したブランド価値毀損を生む可能性のある配信先リストを作成し、そのリストを事前に除外配信指定する。

 配信開始後も24時間365日、人的に配信面を監視するほか、Facebookなどにおけるスパムコメントや不適切なコメントに関しても同様に監視を行い、ブランド価値毀損を防ぐ。くわえて、リーチ数を最大化し高品質で安全性の高い広告配信を実現する。

 配信面はWeb面を中心にサービスを提供を行うが、今後はアプリ面および動画広告に代表されるインストリーム広告面にも順次サービスを拡大予定。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2017/06/07 10:30 https://markezine.jp/article/detail/26600

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