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Momentum、広告の透明性向上目指す米TAGのトラステッド・パートナーに

 KDDIのグループ会社であるMomentumは、 米国の認定団体である「Trustworthy Accountability Group(トラストワージーアカウンタビリティグループ)」(以下、TAG)から、アドフラウド(不正広告)対策やブランドセーフティにおいて世界最高水準のTAGガイドラインに準拠した日本初の企業として認定を受けた。

 昨今、プログラマティック広告の急速な拡大により広告取引が自動化された一方で、不透明な広告取引によって発生した不正トラフィックによる広告詐欺や不適切なサイトへの広告表示などの問題が表出。デジタル広告業界においては、 取引内容の透明化がより求められている。

 TAGは、このような問題に対処すべく、米国広告協会(4A)、全国広告主協会(ANA)、およびインタラクティブ広告局(IAB)により共同で組織された、デジタル広告業界における唯一の情報共有分析機関(ISAO)となっている。

 TAGが定めるガイドラインには、アドフラウド排除、ブランドセーフティのほか、マルウェア対策、著作保護などのカテゴリーがあり、いずれもより広告の透明性を高めるための高度な技術を求めるもので、Googleなど様々な支援企業が認定を受けている。

 今回Momentumは、広告配信におけるブランドセーフティを実現する「BlackSwan」、広告不正対策を実現する「BlackHeron」を提供するといった取り組みが評価され、トラステッド・パートナーとして認証を受けた。同社は「anti-fraud」と「anti-policy」の2カテゴリーのプログラムに参加している。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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2017/09/05 12:30 https://markezine.jp/article/detail/27027

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