ギャプライズは、イスラエル発のSimilarTechと業務提携を行い、セールスインサイトプラットフォーム「SimilarTech(シミラーテック)」の日本国内における本格的な提供を開始した。
「SimilarTech」とは、ビッグデータ分析アルゴリズムやSimilarWebとの限定的データ連係によって、「いつ、どのサイトに、どんなツールが導入されたのか」すべてわかるツール。
「SimilarTech」の特徴は以下の4点にある。
質の高いリードを獲得
「競合ツールを導入しているWebサイト一覧」など特定ツールの利用企業を抽出し、営業リストを作成できる。さらに、「競合ツールをやめた瞬間を通知」する機能もあるため、営業タイミングを逃さず効率的な顧客獲得ができるという。
リードの優先度付け
ツール導入状況をSalesforceなどのCRMと連携することでリードの質や優先度を効率的に決定することが可能になります。
決裁力のある人物へアプローチ
氏名と会社名からEメールアドレスを自動で見つけることができる。Eメールアドレス発見システムが、自動的にEメールアドレスを検索し、検証することで、事実上、誰とでもコンタクトをとれるようになると同社は説明している。なお、データソースとしてLinkedInを使用する。
顧客の解約阻止
「顧客が競合ツールのトライアルを始めたとき」や「自社のツールが使用されなくなったとき」など解約リスクがあるような、重要な出来事が起きた際に通知する。適切なタイミングで情報が得られるようにし、顧客の解約を防ぐ狙いだ。
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