電通デジタルは、フラーと共同で「VOD(ビデオ・オン・デマンド)アプリ」の実態調査を実施し、結果を発表した。
休眠ユーザーがアプリ利用者の約2倍に
VODアプリの利用率を調査したところ、この1年で13%から17%へと、約1.3倍に伸びていることがわかった。一方で、VODアプリをスマートフォンの中に入れてはいるものの、1ヵ月に一度も起動していないという「休眠ユーザー」が、VODアプリ利用者の約2倍に上っていることも判明した。
国内VODアプリの利用トップ3は「Amazonプライム・ビデオ」「TVer」「GYAO!」
アプリ別に利用者数を調査した結果、国内VODアプリの利用トップ3は「Amazonプライム・ビデオ」「TVer」「GYAO!」で、費用負担が比較的少ないサービスが上位を占めていることがわかった。
VODの利用が高まるのは帰宅時間帯とベッドタイム
VODアプリの利用時間を調査した結果、午前7時、正午、午後6時、午後10時にピーク時間を迎えた。特に夕方と夜の利用率が高く、帰宅時やベッドタイムに視聴する傾向が強いことがわかる。
【調査概要】
調査方法:「App Ape」のモニターユーザーのアプリ利用ログをから推計
調査対象アプリ:「App Ape」での調査にて一定以上の月間利用者数を持つ、VOD機能を有する28アプリ
サンプル数:約3万
調査対象期間:2017年2月~2018年1月、2018年6月
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