デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、同社が提供するDMP「AudienceOne」と、ブログウォッチャーのスマートフォン特化型のプラットフォーム「ProfilePassportDMP」が連携したことを発表した。
同連携により、「AudienceOne」が有するクロスデバイスデータと、「ProfilePassportDMP」が有する位置情報データを掛け合わせることが可能になった。
両社は、スマートデバイスのアプリから得た来店情報などの位置情報をWebブラウザベースの施策に活用する企業のマーケティング活動を支援していく。具体的には、以下のサービスを提供する。
1.広告とのタッチポイントを問わないオフラインCV測定DACの統合プラットフォーム「XmediaOne」で効果測定機能を活用することにより、アプリ上の広告だけでなく、Webブラウザ上の広告に接触したユーザーが実際に来店したかどうかを判別する。また、広告の種類やクリエイティブごとに、来店効果があったのかを検証・評価する。
2.顧客行動の可視化
「AudienceOne」と企業のプライベートDMPやMAツールを連携させる「AudienceOne Discovery」を活用することにより、自社店舗への来店頻度や特定の場所への接触頻度といった顧客行動を可視化する。3.位置情報を活用した分析レポートサービス
企業のWebサイトを訪問している顧客データの分析において、来店ユーザー、非来店ユーザーごとの傾向などを、分析レポートという形で提供する。
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