オプトの「Spin App(スピンアップ)」は9月13日、モバイルアプリ向けの分析・マーケティングツール「Repro(リプロ)」との連携を開始した。
「Spin App」は、トラッキングSDK(Software Development Kit)で取得したアプリのダウンロードユーザーデータを蓄積し、広告配信に活用できるアプリ特化型のDMP。Apple Search Ads向けのレポーティング機能を実装するなど、広告施策における最適化支援を強化してきた。
今回の取り組みでは、同DMPに蓄積された広告流入元データと「Repro」が保有するアプリ内のユーザー行動・属性データを連携。これにより、精度の高いリターゲティング広告の配信やオーディエンス拡張配信などが行えるようになった。そのため、ユーザーエクスペリエンスを踏まえたマーケティング戦略の立案・施策・実行に貢献できる。
さらに、データを統合することで、新たにオーディエンスデータを作成。これをもとに「Repro」から休眠ユーザーへのプッシュ通知やターゲットセグメントごとのアプリ内メッセージの配信など、リテンション施策などへの応用もできるようになった。
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