LINEは、同社が運営する「LINE Sales Promotion」の新たなプラットフォームとして「LINEオープンキャンペーン」の提供を開始した。
「LINE Sales Promotion」は、店頭オペレーションの軽減や店頭POPの削減、キャンペーン参加の促進、購買行動の把握といった、店頭販促の課題を解決するソリューション。LINEとその関連サービスの活用によって、飲料・食品などを中心としたメーカーと流通小売店舗、一般消費者の三者をつなぐことが可能だ。
「LINEオープンキャンペーン」は、キャンペーン応募を通じたブランドの認知や理解促進を目的とするプラットフォームだ。企業は、LINE公式アカウントなどから告知を行い、キャンペーンページに集客する。ユーザーはキャンペーンページの応募ボタンを押すだけで応募が可能で、結果は即時にわかる。
また、ユーザーがタイムラインへのシェアを選択すると、応募と同時にタイムライン上にシェアされる。これにより、企業はタイムラインを起点に、新規ユーザーへキャンペーン参加を促すことが可能だ。
同社が過去に実施したキャンペーンにおいては、最大約500万UUのキャンペーン参加人数の実績があり、集客と新規ユーザーへのリーチ獲得が見込める。
同プラットフォームは、同社が10月から提供を開始したオプションメニュー「ビデオオプション」を組み合わせることも可能。応募時にユーザーに動画コンテンツを視聴させることができるため、ブランド認知や理解を促進できる。また、キャンペーンに応募すると自動でLINE公式アカウントの友だち追加が行われ、LINEを通じた後追いプロモーションも実現する。
あわせて同社は、同プラットフォームを活用したシーズン企画として、12月10日から26日までのクリスマスシーズンを対象とした「クリスマス福袋」キャンペーンを行う。
「クリスマス福袋」では、拡散性に加えて、新規ユーザー獲得につながる様々な仕組みをワンパッケージで提供する。具体的には、2,500万超の友だち数を有する「LINEポイント」の公式アカウントから、同キャンペーンを告知。さらに、参加したユーザーを、応募完了ページから「LINEポイント」の公式アカウント内のキャンペーン一覧ページへ誘導することで、複数のキャンペーン間を横断した相互送客の仕組みを実現する。加えて、対象となるキャンペーンに3つ以上応募したユーザー全員に対し、LINEポイントを付与するキャンペーンも併設する。
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