LINE TICKETは、同社が運営する電子チケットサービス「LINEチケット」の提供を開始した。
「LINEチケット」は、音楽ライブやコンサート、スポーツなど様々なジャンルのチケットを、LINEから手軽に検索・購入・発券できるサービスだ。
購入したチケットは「LINE」で送られてくるため、コンビニエンスストアなどの店舗での購入手続きは不要。当日の入場までLINEひとつで完結する。決済は、クレジットカード決済、コンビニ決済、LINE Pay決済に対応している。
購入したチケットは、普段トークをするのと同じように友だちとシェアすることもでき、イベント当日はスマートフォンに送られた電子チケットを見せるだけで入場できる。
また、チケットを購入した後、ライブやイベントへ行けなくなってしまった場合は、「公式リセール機能」を活用してリセールすることができる。リセールの可否やリセール設定価格は、興行主側がチケットごとに事前に決める仕組みだ。悪質な高額チケットの販売や大量購入を防止し、イベントに行けなくなってしまったユーザーと興行主の両者に、適切かつ安全なプラットフォームを提供する。
加えて、LINE公式アカウントや「LINE MUSIC」「LINE LIVE」といった各サービスとも連携。ユーザー属性や興味関心データなどに基づいて、「当日券があるオススメの公演」情報を配信するなど、パーソナライズされた情報を届けることができる。
同サービスは従来のチケット販売サイトとは異なり、今まで分断されていた「イベント前」「イベント当日」「イベント後」といったそれぞれのタッチポイントを、LINEプラットフォーム上に統合。LINE公式アカウントや「LINE MUSIC」「LINE LIVE」といった各サービスと連携することで、新たなエンターテインメント体験を提供する。
年内は70のアーティスト、約300公演の販売を予定。2019年からは、野球・サッカーなどスポーツチケットも取り扱いを開始する。また、座席指定購入にも対応していく。
【関連記事】
・トーク上で「LINE Pay」決済が可能に!予約代行サービス「ペコッター」のアカウントで導入開始
・一言でタクシー配車が完了!JapanTaxiのアプリがLINEの「Clova」へ対応開始
・LINE、テイクアウト事業に本格参入 「LINEテイクアウト」を来年春ローンチへ
・湘南ベルマーレ、パロニムのインタラクティブ動画技術を採用 動画からチケット購入、選手詳細に遷移
・西武ライオンズ、電子チケットとLINE@活用開始 チャットベースのスマートスタジアム化を推進