ブレインパッドは11月13日、BtoC向けマーケティングオートメーション(以下、MA)「Probance(プロバンス)」のバージョンアップを発表した。
「Probance」は、顧客とのコミュニケーションからニーズを予測するBtoC向けのMAツール。髙島屋やパーソルキャリア、九州旅客鉄道(JR九州)などが活用している。
今回のバージョンアップによって同ツールでは、過去に実施したキャンペーン(メール送信施策)の結果に応じたフォローアップキャンペーンが簡単に追加できるようになった。対象となるキャンペーンの「開封者/非開封者」「クリック者/非クリック者」ごとに、次のアクションを設定することができる。
また、「ビジュアルシナリオマネジメント」では、複数のキャンペーンの関連性を可視化。特定のキャンペーンにマウスオーバーすることで、設定内容やプレビュー、関連する他のキャンペーンの配信タイミングなどを確認できる。これによって、実際にマーケティングシナリオを設計した担当者以外でも、フローの把握や大量のシナリオ管理が行える。
加えて、顧客企業ごとにカスタマイズされた「イージーテンプレート(※有料オプション)」を使用することで、テキストの編集やイメージ画像の差し替えといった基本的な操作を簡単に行える。HTMLの記述に不慣れな担当者でもメールの作成が容易となり、負担の軽減が見込める。
その他、「Facebookコネクタ」機能では、ボタン一つで同ツール内のセグメント情報をFacebookと連携。ユーザーの行動や会員情報をもとに、Facebook広告のターゲット条件を指定することができる。
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