マイボイスコムは2018年12月、10,340名を対象に、第10回となる「Twitterの利用に関するインターネット調査」を実施した。
利用率は微増傾向に
はじめに、Twitterの利用率について調査。その結果、「登録しており、閲覧・フォローだけでなく、投稿や返信もしている」「登録しており、閲覧・フォローが中心」という回答の合計は3割弱となった。また、この数字と「登録しているが利用していない」という回答をあわせた登録率は4割弱だった。過去の調査結果と比べて、Twitterの利用率は微増傾向にあることが明らかになった。
利用意向、若年層の割合は約6割
次に、Twitterの利用意向を調査。すると、「利用したいと思う」「まあ利用したいと思う」を合計した利用意向者の割合は25.0%で、非利用意向者(「利用したいと思わない」「あまり利用したいと思わない」の合計)は56.1%となった。2014年以降、同調査における利用意向者の比率は増加傾向にある。
また、利用意向者の比率は若年層になるほど高くなる傾向にあり、10~20代における利用意向者が約6割なのに対して、30代では4割弱、40~50代は2~3割、60~70代にいたっては1割強と、年代差が大きくなることが判明した。
アクセス頻度、「1日に1~4回」が約4割
続いて、Twitterへのアクセス頻度を調査。その結果、「1日1~4回」が利用者の4割弱を占めた。また、1日に1回以上アクセスする人は利用者の6割となり、10~30代でこの割合は7~8割に上昇した。「1日10回以上」と回答したのは利用者の1割強で、この割合は10~20代の間ではそれぞれ3割弱になり、若年層におけるアクセス頻度が高いことが浮き彫りになった。
「投稿・返信を行う」若年層は4割弱
さらに、Twitterでの投稿頻度を尋ねたところ、Twitterでつぶやくのは全体の5割弱で、若年層になるほどこの割合が高くなる傾向にあることがわかった。一方で、この割合は過去の調査結果と比べて減少傾向にあることも判明した。
1日に1回以上つぶやく人は利用者の1割強で、この割合は10~20代においては2割強にまで上昇。若年層での頻度が高くなる傾向にあることが明らかになった。なお、投稿だけでなく返信も行う「積極利用層」において、10~20代の割合は4割弱だった。
利用目的、「有名人・著名人のつぶやきを閲覧するため」が約4割
次に、Twitterの利用目的に関する調査を実施。「最新情報、リアルタイムでの情報収集」「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧するため」という回答がそれぞれ約4割となった。他にも、「話題の出来事に関する情報収集」「リアルな(普段からの)友人・知人とのコミュニケーション」「ネット上の友人・知人とのコミュニケーション」などの回答がそれぞれ2割強となった。
なお、「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧する」などの回答は女性の比率が高く、「最新情報、リアルタイムでの情報収集」は、高年代層の比率が低い傾向にあることがわかった。
企業のTwitter活用キャンペーン、利用率は約3割
最後に、直近1年間にTwitterで行ったことを調査。その結果、「ツイートに貼られている企業サイトへのリンクにアクセスする」「企業のTwitter公式アカウントをフォローする」「ツイートに貼られている商品・サービス情報へのリンクにアクセスする」「Twitterと連動したキャンペーンに参加・応募する」が、それぞれ約3割となった。
なお、「ツイートに貼られている商品・サービス情報へのリンクに、アクセスする」「企業のTwitter公式アカウントをフォローする」「Twitterと連動したキャンペーンに参加・応募する」などは、10~40代女性の比率がやや高くなる傾向にあることが明らかになった。10~20代女性では、「複数アカウントを保有し、用途によって使い分ける」という回答が約2割集まった。
【調査概要】
調査対象:「MyVoice」アンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2018年12月1~5日
回答者数:10,340名
設問数:7~9問(テーマによって異なる)
属性情報:32項目
調査機関:マイボイスコム
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