LINEは、同社が提供する各種法人向けサービスにおいて、中小企業・店舗向けに提供している「LINE@」の全アカウント数が、合計で300万件に達したと発表した。
「LINE@」は、ユーザーへの情報発信やビジネス活用を行う中小企業・店舗向けのLINEアカウント。2012年12月の提供開始以来、ユーザーと店舗・企業をつなぐ販売促進コミュニケーションサービスとして、飲食、アパレル、美容、宿泊施設といった店舗や企業に利用されている。サービス開始から6年となる2018年に、「認証済みアカウント」数が37万件を超え、個人、法人問わず取得できる「一般アカウント」を含めた全アカウント数の合計が300万件に達した。
このうち、認証済みアカウント数の業種別および地域別の割合は、次の通り。
同社の法人向けサービスにおいては、2018年12月より、これまでソリューションごとに分断されていたユーザーデータの連携を強化。企業とユーザーの長期的な関係構築を目指す「リデザイン」を本格始動している。「LINE@」においても、2019年春から、大手企業向けに展開してきた「LINE公式アカウント」とのサービス統合を行う。
同社では今後も、法人向けアカウントサービスの統合や「LINE Pay」との連携強化を通じて、中小規模の企業・小規模店舗に向けたソリューション拡充を進めていく。
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