LINEは、店頭販促ソリューション「LINE Sales Promotion」において、「LINEチェックイン」の提供を開始した。
近年の流通・小売業界では、デジタルシフトの流れを受け、小売店舗におけるPOPやポスターといった店頭告知媒体が縮小する傾向にあり、メーカーから顧客へリーチできる告知手段が減少している。
そこで同社は、店舗を持つ流通・小売企業を対象に、来店したLINEユーザーに向け、リアルタイムなキャンペーン訴求と情報発信が可能な同サービスの提供に至った。
同サービスは、店舗内に設置した「LINE Beacon」を活用し、来店したユーザーに限定して店舗のLINE公式アカウントからメッセージ配信を行うことで、キャンペーンを告知するもの。キャンペーンは、即時抽選が可能なキャンペーンプラットフォーム「LINEインスタントウィン」上で実施される。ユーザーは、店舗に行くことでキャンペーンに参加できるほか、その場でインセンティブや景品を受け取れる。
また、キャンペーンは抽選と同時に「LINE」のタイムライン上にシェアされる(※)ため、企業は、店舗に来店していないユーザーの認知獲得も可能だ。
(※)タイムラインへのシェアは、キャンペーン応募時にユーザーが任意で選択できる。
【関連記事】
・LINE Pay、Visaとの提携クレジットカードを導入へ 事前チャージなしでスマホ決済が可能に
・中小店舗向けの「LINE@」、全アカウント数が300万件に 認証済みアカウントの約半分が関東での利用
・LINE、「LINEリサーチ」内で新メニューの提供を開始 デプスインタビューなどの定性調査が可能に
・LINE、「LINEウォレット」を利用した初の店頭販促キャンペーンの実証実験を福岡市内で開始
・ソウルドアウト、データフィード生成ツール内で「LINE Dynamic Ads」との連携を開始