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ビズライト・テクノロジー、電車内デジタルサイネージで「インプレッションベース広告媒体」の販売を開始

 ビズライト・テクノロジーは、同社が開発し、メディアオーナーとして展開する埼玉高速鉄道(東京メトロ南北線、東急目黒線直通)の電車内デジタルサイネージ媒体「ダイナミックビークルスクリーン」において、インプレッションベース課金型広告の媒体開発を進めている。

 同社が開発するインプレッションベース広告は、掲出期間保証型とインプレッション数保証型で提供するもの。インプレッションはディスプレイ横に設置された240台のカメラがリアルタイムでセンシングし、エッジAIによるアナライズ結果を集計している。

 サイネージCMSとの連携により広告素材ごとにインプレッション解析ができるため、ABテストを行い効果的なクリエイティブに反映させることも可能。また年代や性別などの属性情報と組み合わせて、詳細な解析ができる。

 9月19日から9日間掲出された、音楽エンタテインメント企業のスペースシャワーネットワークが手がけるオンライン・ライブハウス「LIVEWIRE」の広告事例では、LIVE BOARDの協力のもとにインプレッションの計測を行い、期間中の総インプレッション数は105万となった。

掲出の様子
掲出の様子
時系列のインプレッション数
時系列のインプレッション数

 同媒体では、インプレッション単位の課金モデルだけではなく、従来型のロール枠売りでの掲出においても、視聴実績データとしてレポーティングが可能。同社では、既に稼働中の電車内デジタルサイネージに、システム的にも物理的にも独立して後付けできる、エッジAIカメラ&インプレッション集計ソフトウエア「OOH メジャメントBOX(仮)」の開発も進めている。

 ビズライト・テクノロジーは、今後複数のSSPと接続して、他媒体も含めたメディアプランニングと、プログラマティックに売買できるような仕組みづくりを各社と進めることで、DOOHの新たなメディア価値の提供と開発を行っていく。

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2020/10/08 11:45 https://markezine.jp/article/detail/34523

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