LINEとバニッシュ・スタンダードは業務提携契約を締結し、「LINE公式アカウント」と「STAFF START」を組み合わせた新たなサービスとして「LINE STAFF START」を共同開発すると発表した。
バニッシュ・スタンダードが提供するSTAFF STARTは、店舗スタッフの業務をDX化するシステム。店舗スタッフがブランドのECサイトやSNSアカウント上に投稿するコーディネート写真から発生した購買を、スタッフ個人の評価として可視化する機能を持つ。
LINE STAFF STARTでは、STAFF STARTに登録している店舗スタッフ約70,000人のLINE公式アカウントが開設可能に。店舗スタッフはLINE公式アカウントのチャット機能やメッセージ、ビデオ通話やLIVEを利用してオンライン接客を行い、LINE STAFF STARTが売り上げ計測などを行う。
また、LINE STAFF STARTをデジタル会員証などと連携させることで、オフラインでの購買履歴をLINE公式アカウントに紐づける仕組みも搭載。これにより、購買履歴や来店履歴に基づいたキャンペーン情報をLINE公式アカウントから発信できるほか、店舗スタッフが履歴データを日々の接客に活かすことも可能となる。
なお、両社は2021年内のサービス提供開始を目指して開発を進めている。
【関連記事】
・Zホールディングス、ヤフーとLINEの国内エンタメ事業を統括する会社を設立
・LINEアプリから飲食店での注文が可能に「poscubeモバイルオーダーLINEミニアプリ」リリース
・日比谷花壇、LINE公式アカウントにチャットボット「anybot」を導入
・@cosme SHOPPING、STAFF STARTを導入 ECサイト内で美容部員による投稿を開始
・STAFF STARTとLINEショッピングが連携 スタッフコーディネート投稿でデジタル接客を開始