ネオマーケティングは「Z世代・ミレニアル世代」をテーマにインターネットリサーチを実施し、その結果を公開した。以下、一部内容を紹介する。
Z世代は、ネット上で他人がおすすめしていたものを積極的に購入する傾向
まず購買における推奨参考度合いを調査し、Z世代とミレニアル世代・X世代の回答を比較した。
結果、Z世代は「ネット上で他人がおすすめしていたものを積極的に購入する」が38.7%と、ミレニアル世代・X世代よりも9.3ポイント高かった。
衣・食のレビューを確認する割合はZ世代・ミレニアル世代ともに20%前後
次にレビューサイト・レビュー投稿サービスを使用しているジャンルを聞き、Z世代とミレニアル世代の回答を比較した。Z世代もミレニアル世代も同様に、「ファッション」「飲食店」といった衣・食に関しては20%前後と、高い割合となった。
Z世代は、ミレニアル世代よりも「映画・ドラマ」「音楽」に関するレビューをチェックする割合がやや高かった。
ミレニアル世代は「名前の由来」「商品ラインナップ」を把握
加えて好きな商品・ブランドに対してやることを調査し、Z世代とミレニアル世代の回答を比較した。
ミレニアル世代はZ世代より、「名前の由来を調べる」「商品ラインナップを把握する」割合がそれぞれ約6ポイント高かった。ミレニアル世代は、好きになった商品やブランドについては、ただ商品を購入するだけでなく基本的な情報は網羅しておきたい、知ったうえで好きでいたいと考える傾向にあるようだ。
Z世代は「商品レビュー系」動画をチェックする割合が高い傾向に
最後にYouTubeやその他動画サービスで普段何を観ているかを調査、X世代とZ世代の回答を比較した。
Z世代はX世代と比較すると、特に「活動中のアーティストのMV・ライブ映像」「YouTuberその他有名配信チャンネル」を視聴する割合が高かった。また、Z世代は「商品レビュー系」を観ている人が15.4%と、X世代の10.8%より4.6ポイント高い結果となった。
【調査概要】
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWebアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の15歳~69歳の男女
(Z世代を15歳~25歳、ミレニアル世代を26歳~41歳、X世代を42歳~56歳として調査)
有効回答数:993名(Z世代男性243名、Z世代女性250名、ミレニアル世代男性125名、ミレニアル世代女性125名、X世代男性125名、X世代女性125名)
調査実施日:2021年7月26日(月)~2021年7月28日
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