SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

マーケターの最優先項目は「イノベーションの推進」/この1年で動画の価値が向上【セールスフォース調査】

 セールスフォース・ドットコムは、年次調査レポートである「マーケティング最新事情」(第7版)の日本語翻訳版を公開した。

「イノベーションの推進」が最優先項目

 調査全体において、マーケターの優先事項と重要課題は昨年に続き「イノベーションの推進」と「リアルタイムの顧客エンゲージメント」が上位にランクイン。コロナ禍で新たに「クロスチャネル、クロスデバイスのジャーニーの構築」「マーケティングROIとアトリビューションの向上」「コラボレーション」などが加わった。

価値の高まったチャネルTOPは「動画」

 パンデミック以前、消費者と企業とのやり取りの42%がデジタル上で行われていたのに対し、パンデミック後は60%に増加。日本においては、マーケターの83%が「コロナ禍以降、自社のマーケティングチャネルミックスを変化させた」と回答した。

 また、この1年で価値の高まったチャネルとして上位に挙がったのは「動画」「ソーシャルメディア」「デジタル広告」となった。

 なお、動画は昨年の調査結果において「顧客ライフサイクルの様々なフェーズで特に高いROIを生み出したチャネル」として最下位に位置していた。

78%の企業がコロナ禍の影響でKPIの見直しを実施

 調査全体において、78%の企業がパンデミックの影響で成功指標の変更または優先順位の見直しを実施。またこの1年で、ネットプロモータースコア(NPS)など顧客満足度指標に対するマーケターの意識が向上し、収益やマーケティング/セールスファネルといった指標よりも重要度において勝っていた。

データドリブンなCX創出に「完全に満足」するマーケターは約3割

 日本では、マーケターの77%が自社の顧客エンゲージメントをデータドリブンで行っているが、データを活用し顧客が求めるエクスペリエンスを作り出す能力について「完全に満足している」とするマーケターは約3割だった。

マーケターが向上させたいスキル1位は「クリエイティビティ」

 会社で受けるトレーニングがスキルアップに役立っていると評価したマーケターは36%だった。マーケターが向上させたいと答えたスキルの第1位は「クリエイティビティ」だが、日本においてこの分野のトレーニングを提供している企業は40%。データ分析のスキルトレーニングを提供している企業は30%だった。

【調査概要】
期間:2021年5月4日(火)~2021年6月3日(木)
対象:世界32カ国8,200人以上のマーケティングリーダー(うち日本のマーケターは300名)
回答数:8,227件
※第三者パネルプロバイダーによって収集。セールスフォース・ドットコムの顧客に限定されない。

【関連記事】
7割以上のInstagramユーザーが一般人の投稿を参考にすると回答【SAKIYOMI調査】
【回答者特典あり】MarkeZine、マーケティング最新動向調査を開始
Z世代はネット上の他人のおすすめを重視/ミレニアル世代は納得を重視【ネオマーケティング調査】
テレビCM素材をTikTokで流した場合の広告効果は?【TikTok For Business調査】
デジタルマーケティング業務に携わる役職者の約6割が「人材不足」に悩む【Repro調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/09/14 16:15 https://markezine.jp/article/detail/37288

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング