阪神コンテンツリンクのビルボード事業部は、音楽アーティストや楽曲の地上波番組における露出効果を分析する新サービス「CHART insight Plus」の提供を開始した。
同サービスでは、阪神コンテンツリンクの提供するチャートデータに、ビデオリサーチが保有する視聴率データと、エム・データが保有するテレビメタデータを掛け合わせて活用。これにより、チャートインしている楽曲の露出番組や、その平均視聴率を時系列に沿って表示する。
提供機能の1つである「楽曲分析シート」では、指定した楽曲のチャート変遷(折れ線グラフ)とともに、露出番組の番組平均視聴率の合算(棒グラフ)および露出した番組のリストを表示。利用企業は地上波に露出する適切なタイミングや、最大の露出効果を上げ得る番組の組み合わせなどを確認することができる。
そのほか、指定した番組の視聴率変遷(棒グラフ)とともに、露出楽曲のチャートデータおよび視聴率データをリスト化する「番組分析シート」や、ドラマタイアップ曲のチャートデータとそのドラマの平均視聴率データを並べて表示する「タイアップ分析シート」を提供。レーベル・音楽事務所のプロモーション戦略や、テレビ局による番組制作、広告会社のプランニングの精度向上を支援する。
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