利用率、到達率、開封率。アプリはすべてにアドバンテージを持つ
アプリがブラウザに対して持つアドバンテージは、それだけにとどまらない。利用率のデータに着目してみると、その差は10倍ほどに広がるという。
「リリース後、1年半以上経過したアプリの利用率の平均値を計測したところ、当社クライアントの実績では約30%でした。一方ブラウザは、もちろんサイトによって数値に違いはあるものの、おおよそ3%から5%程度といわれています」
利用時間については、ブラウザが1日平均約23分のところ、アプリはその4倍の1時間30分ほど。その他にも、プッシュ通知による到達率や開封率は30%から70%。メルマガの平均的な開封率といわれる10%から25%に比べ、高い数値を示している。

「EC企業がアプリに注力する理由は、このような明確な数値の違いがあるからではないかと考えます」
「プログラミング不要」でアプリが作れる、Yappliの強み
とはいえ、iOSとAndroidという異なるプラットフォーム、頻繁なバージョンアップへの対応など、アプリの開発はとかく労力がかかるものだ。Webサイト時代と同様に、商品販売は集客力の高い大手ECサイトにある程度任せる、という選択肢もあるだろう。
その負担を肩代わりしようというのが、ファストメディアが提供している「Yappli」である。Yappliは、プログラミング不要で高品質なアプリを作成することができるサービス。アプリを短期間で作成することができ、日々の運用もCMSで簡単に行うことができるため、事業会社はPDCAをまわすことに集中できる。現在では、カジュアルファッションのライトオン、スポーツシューズメーカーのニューバランス、通販のディノス、アウトドア用品のTHE NORTH FACEなどの公式アプリとして利用されているという。
「アイテムのお気に入りへの登録、売り切れ商品の再入荷やセールの情報などをプッシュ通知でお知らせする、といった機能がよく利用されています。これはEC事業者にとって有利であるだけではなく、ユーザーにとっても非常によい購買体験になっているのではないでしょうか」
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渡邊 徹則(ワタナベ テツノリ)
株式会社Version7代表取締役。Web・コンテンツ制作、分析、マーケティングなどを手掛ける。
執筆業では、主にソーシャル、EC、海外サービス、メディアなどが専門。
会社概要 - seven@ver7.jp - Twitter/Facebook @brigate7※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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