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アパレルECの今を語る

24ヵ月連続クラウドファンディングに挑戦中!オールユアーズがユーザー起点の製品づくりを始めた原点


ネットもSEOもファイナンスもダメ 
そんな中唯一残った選択肢が「クラウドファンディング」

川添(V) オールユアーズの特徴のひとつが、クラウドファンディングで共犯者を集め、商品を販売するというスタイルだと思います。今でこそ増えてきましたが、通常の国内アパレルブランドでは到底実行できないことだと捉えています。このやり方はオールユアーズを立ち上げた当初から行っていたんですか?

木村(A) 最初はオーソドックスなやり方で、店舗を持たず、ECやポップアップショップで販売する、という形でした。ですが、基本的に広告を入れないというスタンスでやっているので、認知してもらう接点がポップアップの対面しかないという状態だったんです。そのうえ、インターネット周りの知識がある人もいなかったので、SEO対策もまるでわからない。しかもファイナンスも上手くいかずお金を借りることができない。

そうなったら、僕らの商品を欲しいと思っている人がいることを、先に世の中に証明すればいいんじゃないかと思いました。そこからたどり着いたのがクラウドファンディングです。選択肢のひとつとしてあったわけではなく、それしかなかった、というのが正直なところです。

川添(V) オールユアーズのようにコンセプトやビジョンが明確なブランドであれば、取り組みを伝える量を増やすことで売上やファンの獲得はできるんじゃないかと思います。ECの集客手段としても、大なり小なり広告を出すこと自体はメジャーな手法です。それでもあえて広告を出さない、というのはなぜでしょうか。

木村(A) 広告にかかるコストが商品に追加されてしまうのが嫌なんです。そうすると、間接的にその費用を負担するのはお客さんですよね。それだったら、僕はお客さんを広告にしたい。

お客さんがSNSで「良い」と言った投稿を見て、その友達が入ってくる。その人が「良い」と言うと、また別の人が入ってくる。そうすると、僕の知らない人がどんどん入ってくるわけです。そういう状態が作りたいなと思っていました。

これからはますます、友達や知人が良いと言ったものを買うようになると思っています。たとえば、どこか地方に行った時にネットで調べるよりも、地元の人と仲良くなって教えてもらった方が間違いない。これはSNSやネットがどうこうというよりも、人間の行動の原理を考えると僕はそっちだなと思うんですよね。

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ネットが破壊したファッション業界の構造  これからはみんながコンテンツを見て「良い」と思うものを 

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この記事の著者

ECzine編集部 中村 直香(ナカムラナオカ)

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/13 12:31 https://markezine.jp/article/detail/64898

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