SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Autumn

季刊ECzine vol.08 定点観測

個人輸入の上限金額が増額 独自サイトを対策せよ


 ダブルイレブンでは、本家のTmallでも上位にランクインするファーストリテイリングをはじめ、中国で本格的にビジネスを行うために、現地法人を立てる企業も少なくない。当初、Tmallに出店するには現地法人が必須だったが、追って現地法人を持たずとも中国向けに販売できる仕組みとして越境ECモール「Tmall国際」が生まれた。だからこそ、多くの企業が大きな期待を抱え、越境ECに挑戦したという背景もある。

「これまでの海外展開は、現地法人を作り、現地に任せっきりが主流でした。日本は、日本国内のことしか考えていなかった。しかし越境ビジネスは、日本の商品をそのまま海外で売るやりかたです。現地の消費者が、日本で売られているものが欲しいと思っているから。その場合、現地法人はもちろん、問屋や小売任せにしてもうまくいきません。従来の、誰かにお任せ式のビジネスモデルが破綻してきていると言えますし、今後は日本主導でやっていこうという企業が増えています」

 巨大な市場ながら政治・文化的背景からビジネスをするには難しいと言われていた中国。そこに比較的自由な道として越境ECという選択肢が現れたが、競争は激しく、また規制も強まり始めている。かつ、米中の貿易摩擦の影響で中国の景気も減速傾向で、消費者の財布の紐も固くなってきている。日本企業も、数年前のように「Tmallに出るには?」と熱心に情報収集する向きも落ち着いてきているように感じる。

「Tmallに出店しただけでは売れないということが、皆さんわかってきているんだと思います。Tmallはネット上の高級百貨店のようなもので、目的はブランディング。そこで売るには、Tmallと強いコネクションを持って、Tmall Partnerと手を組んで取り組まない限り、ダブルイレブン時にセール価格にするしか大きく売れる方法はありませんから」

次のページ
個人輸入上限全額が増額 カート以降を対策せよ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
季刊ECzine vol.08 定点観測 連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECzine編集部ならではの視点で、マーケターの皆さんに情報をお伝えいたします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/09/13 12:32 https://markezine.jp/article/detail/65564

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング