ネットエイジアは、4月に「モバイルとパソコンのネット利用に関する調査」を行い、10代から30代の男女1272名の回答をまとめた。
ここ1年の間で、モバイルやテレビ、ゲーム、雑誌などに接する時間がどのように変化したかをたずねたところ、「モバイルでネットをする時間」が「増えた」とする割合は46.1%と最も多く、「テレビゲームをする時間」が「増えた」とする割合は11.3%にとどまっている。
さらに、各項目の加重平均値を算出したところ、加重平均値がプラスになったのは、「モバイルでネットをする時間」と「パソコンでネットをする時間」。一方、マイナスとなったのは、「テレビゲームをする時間」「テレビを見る時間」「雑誌を読む時間」となっており、ここ1年で、テレビ視聴やテレビでゲームをする時間が減り、モバイルでのネットの利用が増えている傾向が明らかとなった。
平日にプライベートで1日30分以上ネットをしている人は、モバイルとパソコンのどちらも6割程度。ネットの平均利用時間もモバイルでは60.1分、パソコンが59.8分となり、ほぼ変わらない結果となった。
また、モバイルでよく利用するサービスの1位は「ニュース・天気予報」で、パソコンでは、「検索サイト」が1位。モバイルでの利用がパソコ ンを上回っているサービスは、「ニュース・天気予報」「交通情報」「ゲーム」「SNS」「ブログ」「占い」「電子書籍・コミック」となっている。
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