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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn(2026.09.08-09)

押さえておきたい!ECトレンド図鑑

【横浜F・マリノス×ファナティクス】街中出店も視野に。熱狂を生むスポーツMD×ECの改革

全選手対応とスピード展開を支えるサプライチェーンの裏側

━━全選手対応や新カテゴリーの開拓など、ファンの多様な「推し」ニーズに応える商品展開はどのように実現していくのでしょうか。製造や在庫管理の裏側を教えてください。

宇平:具体的な商品については現在横浜F・マリノス様を含めて開発を進めていますが、「推し活」に象徴される個人軸の消費ニーズが高まる中、特定選手だけでなく「全選手対応」の商品ラインナップを素早く展開していきます。オンデマンド生産や強固なサプライチェーンを駆使し、在庫リスクを抑えながらファンの熱量を逃さない体制を構築しています。

 また、新カテゴリーについても、これまで以上に面白く新しい商品を用意したいです。我々はすでにJリーグの6クラブやプロ野球、メジャーリーグ、海外サッカークラブなどの製造販売を手掛けています。これらの知見を活かし、様々なところからインスピレーションを得て、どんどん新しいことにトライしていきたいと思っています。

━━横浜F・マリノスから見て、商品企画における新しい視点はいかがですか。

永井:現在も「こういうグッズやデザインはどうですか」と、うちの商品チームとやり取りをさせていただいています。自分たちだけでやっていたら「これはやらないだろうな」「これはできないな」と思っていたようなアイデアをいただき、「こう来たか!」と驚くことも少なくありません。

 外部のプロフェッショナルな視点が入ることで、今まで通りのやり方だけではない、新しいアイデアが生まれています。ここからさらにステップアップし、新たな拡大フェーズに向かっていくことが今から非常に楽しみです。

パートナーシップによるシナジーと両社が創出する価値

━━両社は互いにどのようなシナジーを期待されているのでしょうか。コマース分野での成長や、日本市場で切り拓きたい価値についてお聞かせください。

永井:コマース分野はこれからまだまだ伸ばしていける分野だと思っています。単にグッズを売るだけでなく、グッズを通じたファン体験、スタジアムでの観戦体験の価値を高めていきたいです。その先にある未来像として、路面店の出店や、将来的には海外からの注文が入るような状況を作りたいと考えています。

宇平:歴史ある横浜F・マリノスさんとご一緒できることは非常に楽しみです。まずはECと店舗で、お客様が欲しい商品をしっかりとお届けするという土台を固めます。その先の路面店展開については、実は日本での成功例は多くなく、我々にとっても大きなチャレンジです。

 しかし、横浜F・マリノスさんの地元での人気やコンテンツ力、運営会社としての柔軟性を考えれば、絶対にチャンスがあると思っています。海外展開についても、Jリーグや横浜F・マリノスさんの力があれば楽しみですし、我々が持つ海外マーケティングのノウハウを活かして新しい市場を切り拓いていきたいです。

━━すでに見え始めている成果などはありますか。

永井:国立競技場での試合に向けて、クラブ単独でやっていた時とは比較にならないほどの圧倒的な物量をご用意いただきました。

宇平:単に在庫を大量に積むリスクを取るのではなく、精度の高い需要予測に基づく販売計画と、レジ通過速度や店舗内の滞留を減らすオペレーション設計が一体化しているからこそ、売上最大化と混雑緩和を両立できるのです。限られたスペースでも売上を最大化し、多くの方にスムーズに買っていただけるオペレーションを構築しています。

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スポーツ×コマースが描く未来像とファン体験の最大化

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/09/24 09:00 https://markezine.jp/article/detail/77508

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