「価格.com」は、サイトの登録ユーザーを対象に7月中旬に調査を行い、8924人(男性90.1%:女性9.9%)から回答を得た。スマートフォンの所有率は、携帯電話との複数台の所有を含めて41.9%。今年1月の調査時の29.3%から、半年ほどで12.6ポイントも上昇している。
昨年後半には、ドコモ、auが本格的にラインアップを増やし、スマートフォンが従来の携帯電話の販売台数を上回った。多くの人がスマートフォンの使用を始めたのは、ここ1年以内で、この両社のスマートフォン展開の影響は大きい。しかし、現在使用している製品は、アップルの「iPhone」シリーズが飛びぬけて多く、3製品の合計で4割近いシェアとなっている。
Android勢でもっとも多かったのは、ドコモの「REGZA Phone」と「Xperia SO-01B」。auでは「IS03」がトップとなった。なお、今年の春モデル、夏モデルの中では、ドコモ「MEDIAS」シリーズ、「Xperia arc SO-01C」、「GALAXY S II SC-02C」などの所有者が比較的多くなっている。
使用しているスマートフォンをOS別に見ると、「Android OS」が半数をやや超える50.6%で、iPhoneの「iOS」のシェアを上回った。今年1月の調査時では54.1%だったiOSのシェアは38.3%にまで減少。その代わりに、前回調査では30.9%だったAndroid OSが過半数を上回る50.6%までシェアを伸ばした。
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