SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

アドビとグーグルがソーシャル分析への対応を強化

 米アドビ システムズは昨年10月、ソーシャルメディアの解析に特化した「Adobe SocialAnalytics」を発表。Facebook、YouTube、Twitterなどの主要ソーシャルメディアのモニタリングと測定に対応した。

 そして今年の3月21日、Adobe Digital Marketing Suiteに含まれる新製品として「Adobe Social」を発表。ソーシャルメディアの解析だけでなく、コンテンツの作成・投稿管理、ソーシャル広告の購入なども可能。対応するソーシャルメディアはFacebook、Twitter、Google+のほか注目のソーシャルサービスPinterestもおさえており、ソーシャル広告の最適化では、FacebookだけでなくLinkdInにも対応している。

 一方、米グーグルは昨年12月、Google Analyticsでソーシャル分析を可能にする「ソーシャルデータハブ(Social Data Hub)」の提供を開始し、Delicious、Digg、Gigya、Google+、Bloggerなどがパートナーとして参加。

 さらに今年の3月20日、Google Analyticsで「ソーシャル分析レポート」の提供を開始すると発表した。このレポートによって、ソーシャルトラフィック全体の価値を把握し、ラストとアシストの両方でコンバージョン価値が測定可能になる。また、ソーシャルメディアがどの目標に影響したのかを示すコンバージョンレポート、ソーシャルネットワークごとの行動の違いといった情報も提供する。

 しかし、現在分析対象となっているのは、ソーシャルデータハブに参加しているメディアのみ。現在、日本のはてなブックマーク(はてな)や、yaplog!(GMOメディア)を含む21社が参加しているが、そこにTwitterやFacebookは入っていない。

 コンテンツの制作・管理から解析まで、ソーシャルメディアマーケティングの一連の流れに対応した製品群Digital Marketing Suiteを展開するアドビ、Google Analyticsのソーシャル分析レポートでユーザーにソーシャルメディアマーケティングへの一歩を踏み出させようとするグーグル。世界最大のソーシャルネットワークFacebookは日米でマーケター向けイベント「fMC」を開催。フェイスブック ジャパンは、国内の月間ユーザー数は1000万人を突破した。今年、ソーシャルメディアをマーケティングに活用する動きは新たな段階にシフトすることになりそうだ。

【関連記事】
国内ユーザーが1000万を超えたフェイスブック、マーケター向けイベント「fMC TOKYO」
デジタルマーケティングの未来はアドビが切り開く「Adobe Digital Marketing Summit」
グーグル、超簡単ネット調査サービス「Google Consumer Surveys」
アップル、グーグル、フェイスブックの2011年の売上比較
ソーシャルでは「ラストクリック」よりも「ファーストクリック」を重視すべき【アドビ調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/10/22 15:55 https://markezine.jp/article/detail/15448

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング