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Pinterestユーザーを狙った新種のソーシャル詐欺

 「Pinterest(ピンタレスト)」は、オンラインで収集した画像をブックマークツールを使用して仮想のボードにピン(貼り付け)することで、他のユーザーと共有できるソーシャルネットワークサービス。ユーザー数は2012年3月時点で1300万人と推定され、商品クーポンの配布に利用している企業も出てきた。しかし、このPinterestを使った新しい手口の詐欺が出てきたとして、マカフィーは注意を呼び掛けている。

 詐欺の手口として、無料サンプルの提供を悪用したものがある。有名ブランドのロゴが付き、「商品/ギフトカードを無償で進呈します」と記載された画像をクリックすると、外部サイトに誘導され、そこで景品などを受け取るしくみになっている。こうしたサイトではまず画像をボードに貼り付けるようユーザーに促し、リンクをクリックさせてアンケート詐欺サイトに誘導して被害を広げようとする。アンケートとは無関係のサービスにも登録を要求して個人情報を引き出したり、危険なマルウェアをインストールしたりすることもあるという。

 マカフィーでは詐欺を広めないために、疑わしい画像はボードに貼り付けない、定期的に自分のピンボードをチェックする、セキュリティソフトを利用する、クリックする前にそのアドレスが正当なサイトであるか確認する、リンクが短縮URLである場合はURLプレビューツールを使用することなどを推奨している。

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MarkeZine(マーケジン)
2012/07/19 10:59 https://markezine.jp/article/detail/15683

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