ジャストシステムは、「シニア男性のライフスタイルに関する調査」を実施した。
スマートフォンの利用について聞いたところ、現在の利用率は19.7%。「次の買換ではスマートフォンにする」人が40.2%もいることが明らかになった。スマートフォンはシニア層の年代でも強い関心があるようだ。
タブレットPCの利用率は16.2%。タブレットPC経由でどのようなことにお金を使っているかを聞いたところ、56.2%の人が「アプリの購入」を行い、なかでも月に1,000円以上アプリを購入している人が9.6%も。「ネットショッピング」は36.3%、「電子書籍購入」は31.5%であった。
また、日常的に利用している店舗の種類について聞いたところ、「コンビニエンスストア」が最も多く(72.0%)、続いて「ファミリーレストラン」(42.0%)、「ネットスーパー」(22.1%)となった。「ネットスーパー」を利用する人に1回あたりに使用する金額について聞いたところ、「3,000円以上」と回答した人が38.2%にのぼった。
「お米」「お酒」「調味料」「野菜」「ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤」といった日用品や食材の宅配サービスについて聞いたところ、いずれの品目でも「店舗に行かずに購入し、宅配してもらう」より、「店舗に行って確かめてから購入しその場で持ち帰りたい」という人が圧倒的に多いことがわかった。
そして現在定期的に働き、収入を得られる職業に就いているかを聞いたところ、42.0%の人が就業中と回答した。70代の人に限った場合でも、23.7%の人が現在も働いていると答えた。
現在働いている人に、退職後に最も行いたいことを聞いたところ、「旅行」(33.5%)が最も多く、続いて「趣味に生きる」(24.6%)、「一人旅」(7.1%)、「再就職」(7.1%)という結果であった。
【調査概要】
実施期間:2013年1月16~17日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、60~74歳の男性900名
調査方法:Fastaskでのアンケート調査
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