デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)子会社のアイメディアドライブは、自社メディアや第三者からの提供データなどのオーディエンスデータを利用し、さまざまなターゲティング配信を可能にするデータマネジメントプラットフォーム(DMP)「AudienceOne(オーディエンスワン)」を媒体社・広告主・広告会社に提供を開始した。
「AudienceOne」は、広告主、メディア、ECサイトなどが保有する大量の「オーディエンスデータ」(ビッグデータ)を収集・分析し、さまざまなマーケティングに活用を行うことを可能にした国産初の本格的「データマネジメントプラットフォーム(DMP)」。ビッグデータの分析プラットフォームとしては、IBMが提供する「PureData System for Analytics (Netezza)」および「SPSS Modeler」を導入する。
「AudienceOne」は、自社サイト訪問ユーザーのデモグラフィック情報を可視化する機能、特定のオーディエンスセグメントと類似しているデータを解析し、拡張する機能、ユーザーのサイト閲覧や検索などの行動情報から興味関心を分析する機能など7つの機能を備えている。
【関連記事】
・cciとDAC、DDAI(Data Driven Advertising Initiative)設立
・DAC、米TubeMogulと資本業務提携~国内動画RTB市場参入へ
・ミクシィ、オンライン広告取引プラットフォーム(DSP)「Vantage」をスマホ向けに提供
・IBM、ソーシャルの書き込み数億件を一括分析できる非構造化データ分析ソフトを発表
・トランスコスモス、「IBM Campaign」と「IBM Marketing Center」販売開始