クロス・マーケティングは、「O2Oサービス利用状況調査」を実施した。
O2Oのサービスの利用率は43.0%となり、そのうち実店舗での利用経験者は全体の35.6%であった。
また、O2Oサービスに対する「利用」と「今後の意向」を利用者ベースで比較すると、「特定商品やサービスの割引クーポン」は「利用」「意向」ともに高かった。一方で「店頭でのサンプル商品受け取り」は「利用」は少ないものの(16.3%)、「意向」が高い(55.6%)となり、利用者のニーズに合わせて増えていくのではないかと思われる。
そして、O2Oで利用した店舗は「飲食店」が75.3%で最も高くなった。次いで「コンビニ」(24.2%)、「電器店、家電量販店」(16.3%)、「アパレル」(15.7%)、「薬局、ドラッグストア」(14.6%)という結果に。
オンライン情報の希望配信頻度は「週に1回」以下という回答が8割以上を占めた。ネットやアプリ情報から対象店舗を利用した頻度は「月2回以上」が12.8%、「月に1回」が17.0%となり、約3割が月に1回以上利用しているようだ。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)調査地域:東京都・政令指令都市
調査対象:20~59才の男女
調査期間:2014年2月8~9日
有効回答:500サンプル
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