ABCは10日、プログラマティックでデータドリブンなセールスを推進する新たなヴァイス・プレジデントのポストを設けた。指名されたのは、最近まで動画広告プラットフォームを提供するVideologyのヴァイス・プレジデントだったマイク・ディーン氏。彼はVideology Programmatic ExchangeやAudience Engine DSPを含む複数の新規事業を担当していた。
それ以前には、マイクロソフトの検索サービス「Bing」の新規事業開発に携わり、ユーザーの職業に関するデータをもとに検索結果をカスタマイズするプロセスを共同開発して特許を取得している。
ABCで、ディーン氏のミッションの中心となるのは、オーディエンスデータのアクティベーション、プログラマティックな広告の販売と在庫管理、セールスプロセスのオートメーション、そして関連するビジネスの開発とベンダーマネジメントとなっている。
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