SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

動画広告では9割が“テレビ的な”固定CPMによる在庫予約型のバイイング【Videology調査】

 米Videologyは4日、2014年第1四半期(1月~3月)までの同社プラットフォームを介した24億インプレッションを分析した。

 Videologyのプラットフォーム上の動画広告の総インプレッションは前年比33%増。業種別に見ると、最もインプレッションが多かったのは「CPG(消費財)」(28%)で、「金融サービス」(21%)、「レストラン」(12%)が続いている。

 同社プラットフォームで最も人気のあるフォーマットは30秒の動画広告だったが、同四半期に15秒の動画広告がそれを上回り、インプレッションの半数を占めた。広告主は複数のスクリーンで動画広告を展開しており、モバイルあるいはコネクテッドTV(ネットに接続可能なテレビ)を含むキャンペーンは22%、モバイル、コネクテッドTV、PCを横断するものは6%。また、先進的なターゲティングを行なっている割合は前年の30%から70%に急増している。

 しかし、テレビ中心で広告を展開してきた広告主は、プログラマティックバイイングにおいてもテレビと同様のやり方を好む。彼らが行っているのは、固定CPMによる在庫予約型のバイイングだ。CPM保証で動画広告を買う広告主は全体の91%で前期比6%増。

 マーケターはクリックスルーレートやコンプリーションレート(動画広告をどのくらいまで見たか)だけでなく、ブランド認知への影響から顧客一人あたりのオフラインの購買行動までをキャンペーンの指標として見ている。これらのキャンペーンでは「ブランドへの影響」57%、「アクションへの影響」26%、「売上への影響」13%、「クロススクリーン効果」4%が先進的指標として使われている。

 また、キャンペーンの35%が、なんらかのサードパーティのオーディエンス・ベリフィケーション、たとえばNielsenのOnline Campaign RatingsやComScoreのvalidated Campaign Essentials(vCE)などを利用している。

※編集部注:インプレッションの50%を占めたのは、30秒ではなく15秒の動画広告でした。(2014.6.4)

【関連記事】
子ども向け動画配信アプリ「LINE KIDS動画」、リリースから2か月で100万ダウンロード
オムニバス、ソフトバンクモバイルの新広告メニューへ動画広告配信技術を提供
スマホだけで動画制作から広告配信まで、動画作成アプリ「1Roll for Business」
無料動画サイト「テレ東プレイ」、ブライトコーブの「Brightcove Video Cloud」を採用
TubeMogul、GRPベースでビデオ広告をバイイングする「BrandPoint」をローンチ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/06/11 10:03 https://markezine.jp/article/detail/20236

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング