NASDAQへの上場を間近に控えた動画広告プラットフォームのTubeMogulは、米国証券取引委員会に書類を提出し、売出価格を1株あたり11~13ドルに設定。630万株を発行し7500万ドルを調達する。中間価格での完全希薄化後の市場価値は3億9400万ドルと予想されている。
動画広告業界では近年IPOが相次いでおり、2013年はTremor Video、YuMeなどがNASDAQに相次いで上場している。
一方NYSEでは、BtoB電子商取引の中国のアリババがIPOを予定している。FacebookのIPOを上回る規模と注目を集めているが、アリババはFacebookと同じNASDAQではなく、NYSEを選んだ。NYSEは注文殺到が予想されることから、システムのテストを実施したとロイターが伝えている。
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