popInは、ページビューや滞在時間とは異なる記事コンテンツの評価指標「READ」を提供している。「READ」を採用する、大手ニュースメディアを中心とした約100媒体の一部の協力を得て、記事を活用したコンテンツマーケティングの現状を調査した「READ Report Vol.2」を発表した。
同レポートで分析対象しているコンテンツ型ネイティブ広告とは、リンク表示フォーマットがサイトデザインに融合しているだけでなく、企画記事広告など遷移先がコンテンツとして制作されている広告を指す。
同レポートによると、コンテンツ型ネイティブ広告のページビュー数の約4割は、編集記事の平均読了率を超えていた。また、コンテンツ型ネイティブ広告において、ソーシャルメディアで拡散されるコンテンツが必ずしも読了率が高いわけではないことも明らかになった。加えて、オウンドメディアの流入元は約8割が検索であり、サイト回遊性が低く、平均読了率はREAD導入媒体全体に比べ約12%低いことも明らかになった。
記事を活用したコンテンツマーケティングはブランドリフトを目的とするケースが多いため、キャンペーンの量だけでなく質を測ることが重要である。今後、同社はコンテンツ型ネイティブ広告やオウンドメディア記事を制作するメディアや広告代理店・広告主に対し、上記フレームワークに沿って効果測定を可能とするサービスを提供する予定。
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