Twitterはモバイルアプリのインストールを促進する「モバイルアプリプロモーション」の効果測定パートナーとして、Adways、CyberZ、Septeniの3社と連携を開始した。Twitterが提供する「モバイルアプリプロモーション」は、初回インストールやアプリ内コンバージョンなど、全体的なコンバージョンのトラッキングが可能となっている。今回の連携によって、日本市場に合ったサービスの提供を可能とした。
現在、78%のTwitterユーザーがモバイルデバイスからTwitterにアクセスしている。ニールセンのスマートフォン視聴率データ「Mobile NetView」によると、Twitterの利用者は1ヶ月あたりスマートフォンを58時間17分利用している。また、スマートフォンでオンラインショッピングをする人のうち、Twitter利用者のECモバイルサイトおよびECアプリの訪問時間は58分/月で、これはTwitterを利用しない人に比べて2.1倍に当たる。また、スマートフォンのゲームアプリに関しても、Twitter利用者の70%はゲームアプリを利用しており、1ヶ月あたりに起動したアプリ数は一人9.3個、Twitterを利用しない人に比べて1.4倍高い利用率となっている。
スマートフォンの利用時間は今後も増え、アプリケーションも増えると考えられる。開発したアプリを普及させるにはアプリ公開後のプロモーションが大切だが、同サービスを活用することで、ユーザーのリアルタイムの興味関心に基づいて、質の高いユーザーに積極的で自然にアプリの訴求を図ることができる。
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