MMDLaboが運営するMMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」は、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1,841人を対象に共同調査を行い、「無料動画アプリに関する利用実態調査」を公開した。
今までに利用したことがある無料動画アプリに関しては、「YouTube」が最多で88.3%、次いで「niconico」が40.2%であった。属性別でみると、学生は「niconico」が55.2%と他の属性に比べると高い回答率であることがわかった。
無料動画アプリを視聴するきっかけについては、全体の21.9%が「動画サイトのオススメから」となった。また属性別でみると会社員は「スマートフォンアプリから」が14.9%、続いて専業主婦は「友人・知人などの紹介から」19.5%と最も多く、学生では「Twitterから」が21.0%と属性別で異なる結果であった。
そして、無料動画アプリ視聴で29.8%の人がシェア機能を利用したことあると回答し、利用したサービスに関しては「LINE」が64.0%と最も多く、次いで「Twitter」が48.8%、「Facebook」が26.5%となった。
中でも学生の42.4%がシェア機能を使ったことがあると回答し、62.7%が「Twitter」を利用してシェアしていると回答した。前問では、「Twitter」がきっかけで動画を視聴すると回答している学生が21.0%となったことから、学生のTwitterの利用が多い傾向にあった。
またYouTubeに流れている動画広告については、「毎回全部見る」が1.5%、「たまにスキップする」が19.6%と合わせて21.1%の人が動画広告の視聴経験があることがわかった。
【調査概要】
「無料動画アプリに関する利用実態調査」
調査期間:2015年6月19日~6月20日
有効回答:1,841人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する15歳以上の会社員、専業主婦(主夫)、学生
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