ジャストシステムはアンケートサービス「Fastask」を利用して、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年8月度)』を実施した。
夏休みの旅行予約、スマホからが約3割
今年、夏休みを取得し、「旅行に出かけた」もしくは「出かける予定」と答えた人に、旅行の予約方法を聞いたところ、「スマートフォン」(21.7%)か「スマートフォンアプリ」(5.4%)から予約をした人は27.1%で、昨年の22.9%を上回った。
10代女性の3人に1人は、「無料通話アプリ」で電話する
スマートフォンユーザーに通話について聞いたところ、「基本的に、無料通話アプリをほぼ利用する」人は16.8%、「相手によっては無料通話アプリを利用する」人は26.8%だった。特に10~20代で「無料通話アプリをほぼ利用する」人は21.9%で、10代女性に限ると31.0%もいることがわかった。
夏休み中、最も利用が増えたスマホアプリは「地図アプリ」
夏休みを既に過ごしたスマートフォンユーザーに、夏休み中、普段と比べて利用機会が増えたスマホアプリを聞いたところ、「地図情報アプリ」を挙げた人が最も多く(32.3%)、次いで「天気情報アプリ」(32.0%)、「乗り換え情報アプリ」(25.4%)、「SNSアプリ」(24.0%)、「ゲームアプリ」(23.0%)と続いた。
※数字は「普段と比べて利用機会が増えた」「普段と比べて利用機会がやや増えた」の合計。
Instagramキャンペーン経験者の7割以上が、「他のキャンペーンより楽しい」
Instagramユーザーのうち、Instagramを使った企業のキャンペーンに参加/応募した経験があると18.3%が答えた。また参加や応募経験がある人のうち、75.0%が「Instagramのキャンペーンは他のキャンペーンに比べ楽しい」と思っていることが判明した。
※「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
2人に1人が、YouTubeの「再生途中の動画広告で離脱」
YouTube視聴時に表示される広告を見たことがある人のうち、50.3%が「再生途中に表示される広告は動画からの離脱の要因になる」と回答した。また、「再生前に表示される広告は、スキップボタンしか見ていない」は64.5%、「YouTubeに対する印象が悪くなったと思う」は39.5%など、広告への嫌悪感を感じる声が多かった。
※「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。
【調査の実施概要】
調査期間:2015年8月27日~30日
調査対象:15歳から69歳までの計1,100名
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