SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

モバイル商取引の9割スマホ/アプリのCVRはモバイルウェブより120%高い【Criteo調査】

 Criteoは、2015年第4四半期モバイルコマースレポート(Q4 2015 State of Mobile Commerce Report)を発表した。

全モバイル商取引の90%がスマートフォンに

 日本のオンライン商取引を調査した結果、47%は複数のデバイスまたはチャネルを通して行われていることが判明。うち45%はモバイルデバイスで最終的な商取引が行われていた。これは、消費者が購入過程でさまざまなデバイスを活用しつつ、モバイル上で買い物をする習慣がついていることを示している。またモバイル商取引のシェアに着目すると2014年より2%上昇し、eコマースによる全取引の49%に到達した。

 また、全モバイル商取引の約90%をスマートフォンが占めた。この推進力となったのがスマホ上での取引機能の改善、デバイスの高い普及率、大きくて明るいスクリーン、高速無線ブロードバンドの普及などが考えられる。なお、eコマース上におけるスマートフォン利用は全世界におけるモバイル販売の大半を占め、この傾向は日本と韓国で最も顕著であることが分かった。

モバイルアプリでのCVRは、モバイルブラウザより120%高い

 世界的にみると2015年第4四半期、商取引のほぼ40%が複数デバイスまたはチャネルを通して実施されており、デスクトップでの買い物客のうち37%が、購入前に別の少なくとも一つのデバイスで同じ小売業者のサイトを閲覧していた。

 また、モバイル体験を重視してきた小売業者で見ると、モバイルアプリが小売業界におけるモバイル商取引全体の54%を占め、旅行業界ではモバイル商取引の58%を占有していた。なお、モバイルアプリを使用する買い物客はモバイルウェブ上の買い物客より286%も多く商品を閲覧し、買い物かごに入れる割合がモバイルブラウザよりも90%高くなる。さらに、アプリでの全体的なコンバージョンレートはモバイルブラウザよりも120%高いことが分かった。

【関連記事】
「モバイルショッピングで不満を感じたブランドからは二度と買わない」が33%【サイトコア調査】
オークション/フリマをアプリから利用する人数は、スマホユーザーの47%に相当【ニールセン調査】
SEMへの支出が鈍化/Facebook広告、GDN共にCTR向上【アドビ調査】
LINEが2位以下に大差をつけて1位に/実際に使われているアプリランキング【ヴァリューズ調査】
アドフラウド対策でCPA、CVR改善【ソネット・メディア・ネットワークス、Momentum共同調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/03/03 09:00 https://markezine.jp/article/detail/24031

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング