イー・ガーディアンは1月30日、テキスト化した動画内音声をAIが分析し、特定キーワードの検知を行う動画監視に特化した新AI機能「TextVoice(テキストボイス)」の提供を開始した。
現在、スマートフォンの普及により動画視聴が定着してきており、ライブ動画配信や動画広告など、動画を活用したサービスが増加。動画広告においては、その市場規模は2017年で前年比163%の1,374億円、2020年には2,700億円に達するなど、更なる市場の拡大が予測されている(サイバーエージェント調べ)。
一方で、著作権侵害や薬機法違反など配信コンテンツの安心安全性の担保が課題となっており、動画監視に対するニーズが高まりを見せている。
このような現状を受け、イー・ガーディアンは、これまで培ってきた豊富な投稿監視や広告審査代行のノウハウを活かし「TextVoice」の開発、提供開始に至った。
同サービスは、動画内の音声をテキスト化することで、特定キーワードを検知。その上で、動画コンテンツが著作権侵害や薬機法違反などに該当していないかを監視している。
また、人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」や画像内物体検知システム「Kiducoo AI」など、イー・ガーディアンが提供する既存のAIソリューションと組み合わせることで、多角的視点からの動画監視が可能になっている。
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