乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は、2018年7月2日(月)、iPhone・Androidアプリ「駅すぱあと」で、天気や気温に応じて広告を配信できる「気象連動型広告」の提供を開始する。
「駅すぱあと広告」は、iPhone・Androidで累計850万ダウンロード(2018年6月時点)を超える乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」のユーザー経路検索データを活用し、ユーザーの生活圏や行動情報を独自にセグメント化したターゲティング広告。特定の駅や路線の経路を検索したユーザーに広告を配信する「駅指定配信」「路線指定配信」や、終電時間を検索したユーザーにのみ広告配信が可能な「終電ターゲティング広告」などを提供している。
新メニューの「気象連動型広告」では、気象情報と位置情報を掛け合わせ、ユーザーごとに異なる広告配信を行う。雨が予想される地域のユーザーには雨の日限定特典の広告を、気温が一定以上を超える地域のユーザーには冷たい飲み物の広告を配信するなど、広告を出し分けることができる。
気象状況に合う広告を配信することにより、より効果的な訴求が可能になる。テスト配信では、CTRが最大で230%という結果が得られた。
※CTR(Click Through Rate)は、広告が表示された回数に対してクリックされた割合を指す。
※天気の設定は降水確率をもとに行っている。雨の設定は降水確率50%以上。
※連動する気象情報はユーザーの現在地または出発駅を優先的に取得する。要望に応じて到着駅の情報を優先的に連動することも可能。
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