SMBCグループのセディナは、True Dataと業務提携し、メーカーや流通小売企業等を対象に、生活者の商品購買情報とクレジットカード情報を掛け合わせたビッグデータを活用する、データマーケティングサービスを2018年10月17日より提供開始することを発表した。
セディナは、約1,600万人のクレジットカード会員情報を保有しており、提携先・加盟店の自社購買情報の他、外部での利用情報まで把握できる。また今後は、クレジットカード事業のみならず、信販事業・ソリューション事業におけるデータまで、活用範囲を広げていく予定だ。
一方True Dataは、ドラッグストア、スーパーマーケットにおける日々の購買情報を5,000万人分保有している。このデータをもとに統計化した生活者の商品購買情報(ID-POS情報)を活用して、メーカーや小売業をはじめとする様々な企業へデータマーケティングサービスを提供している。
両社は、それぞれの保有するデータを掛け合わせることで、これまで自社情報だけでは摑みきれなかった生活者のニーズを見える化。データ分析による課題発見から、施策展開、店舗送客までのデータマーケティングに関わる一連の業務をワンストップで支援していく。
(※)分析で使用する情報等の取り扱いにおいては、個人を特定できる形では提供しない。
【関連記事】
・カード会社のセディナ、ISIDとトランスコスモスのサービス導入~Webでの顧客サポートを強化
・ニールセンとTrue Dataが提携 小売企業向けに分析ソリューションを展開
・ヤフー、保有するビッグデータを活用した実証実験を開始 ユーザーへの便益創出&企業の課題解決へ
・企業のビッグデータを“価値ある情報”に転換!インテージ、米DataRobotとパートナー契約を締結
・マクロミル、横浜市立大学と「データサイエンス共同研究室」を設立/企業のビッグデータ利活用を促進