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インテージ、デジタルメディアの利用実態をデバイス横断で計測する「デジタル統合視聴率(ベータ版)」提供

 インテージは、スマートフォンとパソコンを併用するユーザーのログデータを一元化し、デジタルメディアの利用実態を計測できる「デジタル統合視聴率(ベータ版)」の提供を開始した。

 これまでデジタルメディアのログデータは、スマートフォン単体や単一OS、アプリデータ、パソコン単体といった、限られた区分を基に作られた指標が主流だった。しかし、最近はスマートフォンとパソコン両方の使用が一般的となり、デジタルメディア市場は、個別のログデータからでは測定できないほど複雑になっている。

 また、ネット広告市場では一般的に、各デジタルメディアやネット広告のプラットフォーマーが作成・提供したデータを基に、出稿判断や広告評価が行われており、第三者の立場からデジタルメディアを客観的に把握できるサービスが求められている。

 同社は、これらの問題を解決するため「デジタル統合視聴率(ベータ版)」を開発。スマートフォンとパソコンを一元化したログデータにより、推定利用者数や利用率、利用時間、利用デバイスといった利用実態を計測できる。

 特にスマートフォンにおいては、iOSとAndroidの主要OSを包含しており、ブラウザとアプリの使用状況を把握可能。このログデータ収集範囲を持った上で、パソコンも統合し、13,000人分のデータを提供する。

 同社は今後、性年代だけでなく、消費行動や消費意識といった属性を取り入れることで、より自由度が高いターゲティングを実現し、リーチ効率が最大になるメディアの組み合わせが明示できるようにしていく。

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2019/02/13 11:30 https://markezine.jp/article/detail/30373

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