アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」を手がけるフラーは、日本のスマホユーザーのアプリ利用の実態をまとめた「App Ape モバイルマーケット白書」を発行した。
App Ape モバイルマーケット白書によると、日本のスマホユーザーが所持するスマホアプリ(2018年1月~12月)は約82個となった。 一方、利用アプリ数は約25個と利用率は約30%にとどまった。所持・利用ともに年間を通じて変化が少なく、日本人がスマホにインストールするアプリは3分の2が使われない状態にあることがわかった。
ユーザーあたりのカテゴリ別所持アプリ数(2018年1月~12月)を見ると、最多はプリインストールが多い「ツール」カテゴリの19.5個で、実際の利用アプリ数は4.5個だった。
一方、ショッピングアプリは所持数3.3個に対し利用が2.4個、音楽は所持2.9個に対し利用2.1個、ゲームが所持5.5個に対し利用3.3個と高い傾向にあった。
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