Mtame(エムタメ)は、緊急事態宣言をふまえた企業のマーケティング/セールス部門の活動状況について調査を実施し、結果を発表した。
5割以上が緊急事態宣言前と比べ「問い合わせが減った」と回答
緊急事態宣言前と比べ、問い合わせ数がどう変化したのかを質問したところ、全体(414名)の54%(221名)の回答者が、緊急事態宣言前と比べて問い合わせが減ったと回答した。
約6割が緊急事態宣言前と比べ「受注数が減った」と回答
緊急事態宣言前と比べ、受注数(新規契約数)がどう変化したのかを質問したところ、全体(414名)のうち、減ったという回答は58%(240名)、特に変化はないという回答は29%(120名)だった。
電話のつながりにくさが浮き彫りに
顧客に電話でアプローチする際に、担当者にそのままつながる割合はどのくらいか質問したところ、担当者につながる割合は、5割以下という回答が全体(414名)の37%(152名)となり、この時期に担当者への電話がつながりにくくなっていることがわかった。また、「コールしていない、わからない」という回答が39%になった。
担当者に電話がつながらない理由は「担当者が出勤していない」が最多に
担当者につながらない理由として最も多かったのは「担当者が出勤していない」という回答だった。テレワークが多くの企業で導入されている影響が伺える。
【調査概要】
調査手段:インターネット調査
調査期間:2020年4月27日(月)〜2020年5月1日(金)
対象者:Mtameの取引先、同社が過去に名刺交換をしたことがある人、「エムタメ!」メルマガ登録者
回答数:416件
【関連記事】
・コロナ禍により約6割の企業で広告宣伝費が減少/約7割が新たな手法に積極的【Grill調査】
・コロナ影響下で高年齢層が実店舗からECにシフト/巣ごもり消費により娯楽品が伸長【三井住友カード調査】
・動画配信サービスの利用、約半数が外出自粛前と比べ増加と回答/視聴デバイスの多様化が加速【AJA調査】
・消費者の43%が「商品やサービスと引き換えに企業に情報提供したい」と回答【チーターデジタル調査】
・Yext、新型コロナウイルス拡大による検索行動の変容を調査 日本人の検索行動の特徴とは?