トレンダーズは、女性の趣味に関する調査を公開した。以下、一部内容を紹介する。
音楽や映画など、感性を磨く趣味が上位に
現在の趣味について聞いたところ、「音楽」(42.6%)、「アニメ・漫画・ゲーム」(36.6%)、「料理・グルメ」(32.5%)、「映画鑑賞」(30.6%)、「読書」(24.3%)がトップ5に。スキルアップや身体作りよりも、感性を磨く趣味が上位となった。一方、少数派の趣味は「麻雀・ポーカー」(0.0%)、「囲碁・将棋・チェス」(0.3%)、「釣り」(1.3%)、「ボードゲーム」(1.6%)、「競馬・公営ギャンブル」(1.6%)という結果に。
今後やってみたい趣味としては、「ヨガ・ジョギング・ウォーキング」(33.8%)、「語学学習・資格」(21.1%)、「旅行」(20.8%)、「ジム・筋トレ」(18.9%)、「料理・グルメ」(15.5%)が挙がった。家にこもりがちで健康意識が高まっていることや、将来への不安から資格取得に目を向けていることなど、現在の女性たちの興味関心が見てとれる。
3割以上が“イエナカ趣味”への関心アップ
新型コロナウイルスによる趣味への影響について聞いたところ、「家の中でできる趣味への関心が高まった」がトップに(30.9%)。次いで「元々の趣味への関心がさらに高まった」(22.7%)、「新しい趣味への関心が高まった」(16.7%)という結果となった。緊急事態宣言の解除以降、密な状況を回避できるアウトドア系の趣味に注目が集まっていたが、女性の間では今後“イエナカ趣味”の人気も高まっていきそうだ。
やってみたいが、挑戦しづらい趣味は?
女性たちの興味関心をさらに探るべく、「興味のある趣味」と「現在の趣味」の差分を算出。「興味は持たれているのに、実際に始める人が少ない趣味」をあぶり出した。その結果、上位3つは「ヨガ・ジョギング・ウォーキング」(22.4pt)、「語学学習・資格」(15.1pt)、「ジム・筋トレ」(10.4pt)に。ジムや語学学習は、レッスンのためのお金や時間がかかること、または継続するために強い意志が必要なことから、二の足を踏む女性が多いと考えられる。
4位以降には「キャンプ・アウトドア・登山」(9.5pt)、「釣り」(4.7pt)、「ゴルフ」(2.2pt)、「麻雀・ポーカー」(1.6pt)など、少数派の趣味にランクインした項目が目立った。
【調査概要】
調査主体:トレンダーズ
調査対象:20~49歳女性 317名
調査期間:2020年10月5~7日
調査方法:ネット調査
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