インテージテクノスフィアは、AIを用いてテキスト情報を定量化(可視化)する技術を開発し、その技術を使ったサービス「文意知(ぶんいち)」をリリースした。
これまでは、テキスト情報を見える化するための手法としてテキストマイニングが用いられてきた。従来のテキストマイニングは、単語や係り受け(文節の関係性)の出現頻度の集計が基本となっており、文章の内容を理解するためにはヒトによる解釈が必要であった。
これに対して文意知は、AIを活用してテキスト情報から「伝えたい内容」を抽出し、各文章に含まれる「伝えたい内容」を数値化。定量的に表すことで、ヒトによる結果の解釈を必要とせず、内容を理解することができる。また各文章の「伝えたい内容」を数値として表すため、客観的な指標として共有や比較が可能となる。
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