チーターデジタルは、消費者のブランドロイヤルティやデータプライバシーに関するグローバル意識調査「デジタル消費者トレンド調査レポート2021」を発表した。
本調査は、日本を含む6か国、5,065名を対象に実施された。レポートでは、「消費者がブランドに期待すること」「好んで利用するチャネル」「パーソナライズされた体験のお返しとして進んで開示するデータ」など、デジタル化の拡大によって変化を見せる消費者のインサイトを提供している。
倫理上の理由がブランド乗り換えの根拠に
58%の消費者がブランドによるサステナビリティへの取り組みなど、倫理上の理由(環境、企業、政治的価値)から「お気に入りのブランド」を乗り換えていると回答した。
自身のスタイルとの相性を重視する日本の消費者
買い物をする時の気持ちとして「私のスタイルに合った商品でなくてはならない」と回答した消費者は46%という結果に。日本の消費者は他国の消費者と違って、自身のスタイルに合ったブランドからの購入を好む傾向が強いほか、商品やサービスの価格の安さがブランドへのロイヤルティを感じる要因になり難いという結果も明らかになった。
ブランドのデータプライバシーへの責任感がロイヤルティに影響
27%のグローバル消費者が「責任を持ってデータを取り扱うブランドにロイヤルティを抱く」と回答。さらに、「信頼できるブランドにもっとたくさんのお金を払う用意がある」と回答した人の割合は64%だった。
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