デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、9月に調査を行い、スマートフォン利用者、フィーチャーフォン利用者からそれぞれ1000サンプルを得た。
その結果、スマートフォン利用者は、フィーチャーフォン利用者に比べ、携帯電話を情報収集のための「メディア」として利用していることが明らかになった。以下のグラフに示すとおり、スマートフォン・フィーチャーフォン利用者ともに最もよく利用しているのは「メール」。しかし、スマートフォン利用者が次によく使っているのは「サイト閲覧」「検索」で、いずれもフィーチャーフォン利用者の2倍以上の利用率を示している。
情報を入手する際に使うものについてたずねたところ、1位と2位はいずれも「PCインターネット」「テレビ」だが、スマートフォン利用者ではそれに次ぐ3位に「スマートフォン」が入っており、スマートフォンが認知メディアとして成長していることがわかる。
また、スマートフォンは購買ツールとしてもフィーチャーフォンを大きく上回っている。スマートフォンのほぼすべての端末に内蔵されているGPSの利用率は高く、スマートフォン利用者の半数近くがGPSを用いて店舗まで行ったことがあると回答。さらに2割近くのスマートフォン利用者がGPS を用いて行った店舗で商品を購入したことがあり、フィーチャーフォンのそれよりも3.4倍多くなっている。
【関連記事】
・上半期スマホ出荷台数、前年比4.5倍に【MM総研調査】
・お天気チェック、パソコン・モバイル利用がテレビを超えて87.7%
・女性がモバイルで使わない機能1位は「Bluetooth」
・iPhoneを選んだ理由1位は「それがiPhoneだから」
・ネットでの友達の多さは「リア充」にあらず?