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Twitterユーザーの利用動向の実態は?『ソーシャルメディア白書2012』掲載データを公開!


 一般消費者10,000人以上、上場企業および大企業400社の調査規模!!付属CD-ROMにはプレゼンや提案書にすぐに使える、『ソーシャルメディア白書2012』掲載の全グラフ334点を収録!刊行特集その3として、「Twitterユーザーの利用実態」についてご紹介します。

本書の概要

 日本では本格的なソーシャルメディアに関連したデータ集が圧倒的に不足しており、プレゼンの現場では海外調査データや簡易的なウェブ調査などが多数引用されている状況です。そこで本書は、消費者や企業のソーシャルメディアの利用実態を多様なデータとともに明らかにしていきます。今後、ソーシャルコマース、ソーシャルCRM、ソーシャルリクルーティングなど、さらにソーシャルメディアが存在感を増していくなか、本当に使えるデータを網羅しています!

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Twitterユーザーの利用実態(本書より一部転載)

Twitterユーザーの特性

 インターネットユーザーのTwitter利用率を性・年代別で比較すると、男女ともに低い年代ほど利用率が高いことがわかる。また、若年層では女性の利用率が男性を上回っており、10代女性ではおよそ60%がTwitterを利用している。(※本データは書籍に掲載した際に誤りがありました。下記に正しいものを記載し、弊社正誤表にも反映しております。)

 Twitterユーザーのうち、他のソーシャルメディアを重複利用しているユーザーの割合を見ると、Twitterユーザーの60%以上がBlogも利用しており、両サービスの親和性の高さがうかがえる。また、Twitter同様、女性若年層の利用率が高いmixiについてもTwitterユーザーの50%以上が利用している。

 Twitterユーザーの利用デバイスを見ると、80%のユーザーが自宅のパソコンを使ってTwitterを利用していることがわかる。フィーチャーフォンやスマートフォンなどのモバイルデバイスを利用しているユーザーは25%にも満たない。

Twitter利用のきっかけ

 Twitterユーザーが利用を始めたきっかけは、男女ともに年代によって大きく異なることがわかる。若年層ほど友人経由での利用開始が多く、年代が高くなるほどテレビや雑誌、Webニュースなどメディアの影響を受けて利用を開始したユーザーの割合が高くなっている。男女間でも異なる傾向が見られ、男性はWebニュースの影響が大きく、女性は友人、および芸能人や著名人の影響でTwitterの利用を開始したユーザーが多いことがわかる。

テレビ視聴中のハッシュタグ利用

 テレビ視聴中のTwitterハッシュタグ利用について見ると、若年層ユーザーほどハッシュタグを利用しながらテレビ視聴を楽しんでいることがわかる。特に10代ではその割合が25~30%に達し、「あまりしない」と回答したユーザーを含むと男女ともに約50%が経験したことがあると回答した。両メディアのリアルタイム性から、「テレビとTwitterは相性が良い」と言われることがあるが、一定の符合が見られる結果といえよう。

 また、Twitterの利用頻度が高い人ほど、テレビを見ながらハッシュタグを利用する割合も高い傾向があり、1日に5回以上利用しているユーザーでは60%以上が経験ありと回答している。

リスクへの意識と行動の実態

 Twitterで実名を公開しているユーザーは7.8%と少なく、過半数が「親しい友人にもわからないネット上のニックネーム(匿名)」を使用している。

 実名公開状況とリスクへの意識の関係を見ると、実名を公開しているユーザーは、自分の個人情報の投稿に対してさほど気にしていない様子がうかがえる。実名公開の有無を、個人情報に対する意識を判断するひとつの指標と考えることができそうだ。

 Twitterユーザーにおけるリスクの高い行動の実態を見ると、「知人や同僚だけにわかるような隠語での会話」「仕事に関する投稿」「仕事上の悩みや愚痴の投稿」をしたことがあるユーザーはそれぞれ30%以上に達する。また、「一般に公開された場合に、業務上問題になるような発言」をユーザーの13.8%が行ったことがあると回答しており、他の選択肢よりも低い割合ではあるものの、企業にとって大きな問題に発展する可能性がある。

 プロフィール写真の設定状況とリスク行動の経験の間にもおもしろい関係が見られる。Facebookに比べてTwitterではプロフィール写真として顔写真を使用しているユーザーは少ないが、これらのユーザーは個人が特定できる写真を使用しているにも関わらず、リスクの高い行動を経験している割合が高いという結果が得られた。

 ソーシャルメディアユーザーの増加に伴い、多くの人から批判が集中する炎上事故が特にTwitterにおいて多く発生しているが、今回の調査からTwitterにはリスクの高い行動を取るユーザーが比較的多いことが明らかになった。

フォローしている企業公式アカウント数

 Twitterユーザーの企業公式アカウントフォロー状況を見ると、企業公式アカウントを全くフォローしていないユーザーが66.2%に達することがわかる。企業アカウントのフォロー数はTwitterの利用頻度が高いユーザーほど高くなり、1日に1回以上Twitterを利用している超アクティブユーザーでは約20%が4個以上のアカウントをフォローしている(週に1回以上Twitterを利用しているアクティブユーザーではこの割合が約10%に、それ以外の一般ユーザーにいたっては5%未満にまで下がる)。利用頻度の高いユーザーほど企業やブランドとのコミュニケーションに積極的であることがうかがえる。

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MarkeZine(マーケジン)
2012/03/19 10:29 https://markezine.jp/article/detail/15298

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